原点回帰~あなたが介護職をしているワケ・私が介護福祉士を育てたいワケ~
広島民医連 介護職部会の企画で、2月13日(月)に夜間学習会を開催しました。
県内4法人の仲間が52名参加し、備後の里からも25名が参加しました。
聖隷クリストファー大学、准教授の篠﨑良勝先生を講師に、介護職の専門性や自分自身の原点について考え【気づかせない実践・気づかれない実践を】について学びました。
介護職の専門性とは、人の生活の中に当たり前にあるものもあって、そのため専門性が分かりにくかったりします。そういうものは、必ずしも専門性が無くても、利用者さんが生きていけないものではない、かも知れない。
でも、そこに専門性がり、理解があれば…その影響を生きるうえで大きく受けるのは利用者さんです。
生きる上での質、生活での質に大きくかかわる職種だからこそ、本当は専門性が問われているのだと感じました。
命が助かっても、そこにはすぐに生活が待っている、という災害支援という場面で、分かりやすく伝えてくださいました。
介護職をリスペクトしてくれている先生の優しい言葉の中には、【あなたたちは専門職である・プロである】という、強いメッセージを感じます。
これから現場に出る介護福祉士を育てている、プロの先生に負けないよう、現場のわたしたちが襟を正す気持ちになりました。
※こちらの研修はYouTubeでも配信しています。詳しくは各法人の介護職部会までお声かけください。